不安列島からの脱却策

NTT労組機関誌『あけぼの』2002年7月号
<経済・産業> 不安列島からの脱却策
生活の閉塞感強まる今こそ
求められる労組の存在意義


渋谷や池袋の街角で,赤いベレー帽をかぶったガーディアン・エンジェルス(犯罪防止NPO)の若者たちの姿が目立つようになった。本家のニューヨーク支部長を5年間つとめた小田啓二氏が日本支部を設立したのが96年,いまや活動は全国の都市にひろがりつつある。
彼らのパトロール姿を写した東京の風景を眺めていると,ちょっと複雑な気分になる。若者のボランタリー・パワーがたのもしく思えると同時に,「安全神話」の揺らぎを象徴するようにも感じられるのだ。


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