価格比較

NTT労組機関誌『あけぼの』2002年4月号
<経済・産業> 価格比較
ウェブ上の情報が消費者にも影響
長期的視点でのクールな観察必要


インターネット上に日々蓄積されていく膨大な情報の中で,実際に役に立つものを見つけるのは,実はそう簡単なことではない。そこでポータル・サイト,リンク・ページや検索エンジンの登場となる。これらは,いわばネット・サーフィンのための海図や羅針盤のようなものであり,いまやその助けなしには情報の海におぼれかねない。オンライン・ショッピングのための価格比較サイトも,ネット・サーファーのニーズによって生まれ,発展してきた便利サイトのひとつである。アメリカほどオンライン・ショッピングが普及しなかった日本では,価格比較サイトもいまひとつ出遅れた感じではあったが,最近ではかなり充実してきた。
今のところ,日本ではインターネット価格情報の普及は緒についたばかりではあるけれども,その長期的な影響の帰趨についてのクールな観察の積み重ねが要請されているように思われる。


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