2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

組織再編成後の企業実態

NTT労組機関誌『あけぼの』2003年7月号 組織再編成後の企業実態 職場のモラールダウンを懸念 ―雇用の維持・拡大へ起業支援策を店をたたむ人がますます増え、地方都市の商店街のさびれぶりは、ますます目立つようになった。工場を閉じる話も頻繁に聞く。大企…

犬も歩けば労働に当たる 第14回

『月刊連合』連載記事 犬も歩けば労働に当たる 第14回(2010年9月号)『就職戦線異状なし』から『就活戦線異状あり』へ「搾取されるよりもみじめなことがただひとつある。それは、搾取される機会す5ないことだ」という英語のジョークがある。「ひどい仕事でも…

地域通貨とは

NTT労組機関誌『あけぼの』2003年2月号 地域通貨とは 地域コミュニティの再生へ 心のふれあう助け合いの通貨往年のNHK名作人形劇「ひょっこりひょうたん島」が近々リバイバルするそうだ。懐かしいなあと思って,情報を探ろうとネットで検索してみたら,ひょ…

京の空

2010年9月16日17時04分 烏丸今出川より大文字をのぞむ

不安列島からの脱却策

NTT労組機関誌『あけぼの』2002年7月号 不安列島からの脱却策 生活の閉塞感強まる今こそ 求められる労組の存在意義 渋谷や池袋の街角で,赤いベレー帽をかぶったガーディアン・エンジェルス(犯罪防止NPO)の若者たちの姿が目立つようになった。本家のニューヨ…

価格比較

NTT労組機関誌『あけぼの』2002年4月号 価格比較 ウェブ上の情報が消費者にも影響 長期的視点でのクールな観察必要 インターネット上に日々蓄積されていく膨大な情報の中で,実際に役に立つものを見つけるのは,実はそう簡単なことではない。そこでポータル…

岐路に立つアニメ産業

NTT労組機関誌『あけぼの』2002年3月号 岐路に立つアニメ産業 デジタル化対応への資金的余裕なし 産業基盤整備など公共政策の展開が不可欠 エンタテインメントを中心とするメディア・コンテンツ産業は,いまや米国の一人勝ち状態といわれ,とりわけこの分野…

国際化の胎動

NTT労組機関誌『あけぼの』2001年5月号 国際化の胎動 IT・キャラクターなど技術・文化輸出増加で 日本の特許収支が初めて黒字に せっかく回復しかけた景気も,踊り場から底割れに移行しつつあるとの観測が強まるにつれて,巷間では,「失われた10年」が再び…

人事処遇制度の改革

NTT労組機関誌『あけぼの』2000年12月号 人事処遇制度の改革 メンタルヘルスに与える影響考え 人間的配慮をはらった制度改革をいま足元の職場の状況をみれば,要員は減り,仕事の量は増え,質は高度化し,成果主義のもとで,きつさもまた増している。最近の…

ゼロ金利政策解除

NTT労組機関誌『あけぼの』2000年8月号 ゼロ金利政策解除 中央銀行の役割は“通貨価値の安定” 日銀はデフレ持続退治に尽力すべき投資銀行筋の観測によれば,国際金融の現状は,過去10年間でもっとも緩和基調にあるという。そうした金融政策をめぐる国際的動向…

日本経済も「捨てたものではない」

NTT労組機関誌『あけぼの』2000年4月号 日本経済も「捨てたものではない」 パソコン・iモードなどIT新時代の兆し プラス志向持った今後の選択がカギ 日本列島全体に「後ろ向き」症候群がはびこって久しい。80年代の「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の自信過…

「雇用なき景気回復」の落し穴

NTT労組機関誌『あけぼの』1999年12月号 「雇用なき景気回復」の落し穴 生活水準の持続的向上の実現へ 安心社会への新たな発展の布石を日本経済も,ようやく景気の底入れから回復への転換局面にさしかかった。11月に発表された各調査機関の1999年度成長率予…

日本におけるコーポレート・ガバナンス

NTT労組機関誌『あけぼの』1999年7月号 日本におけるコーポレート・ガバナンス 労働者が経営参加できる制度的枠組みを強化発展させよ近ごろ,「コーポレート・ガバナンス(企業統治)」という耳慣れない言葉が,しばしば新聞雑誌の経済欄や解説記事に登場する…

危機の克服から経済再生へ

NTT労組機関誌『あけぼの』1998年11月号 危機の克服から経済再生へ 悲観論に委縮せず前向きの対応を―積極的賃上げや減税で景気回復右を向いても,左をみても,景気の悪い話ばかりである。ものは売れない,もうけは出ない。出るのは,ためいきばかりなり。 日…

「進歩的政策」国際会議から

NTT労組機関誌『あけぼの』1998年9月号 「進歩的政策」国際会議から 問われる新たな市場統制形態―労働組合が政策形成の主体に「進歩的政策に関する国際会議」という,いささか風変わりな国際フォーラムがある。 日欧米を中心に労働組合ならびに労働組合に関…

不況からどう脱出するか

NTT労組機関誌『あけぼの』1998年4月号 不況からどう脱出するか マネーゲームに終止符を打ち,現場からの“実業”の復権をイギリスの経済誌『エコノミスト』最近号は,「経済的機能不全に向けて迷走する」日本の現状に対して、同誌の伝統ともいえる、やや皮肉…

「情報ネットワーク社会」形成へ

NTT労組機関誌『あけぼの』1997年7月号 「情報ネットワーク社会」形成へ ―残されたキャッチアップ課題 日本の情報化の立ち遅れ回復という課題を、単に量的な、キャッチアップと捉えることには大いに問題がある。なぜなら、情報化が国民の暮らしや労働生活に…

生き残りかけた「大競争時代」

NTT労組機関誌『あけぼの』1997年3月号 生き残りかけた「大競争時代」 ―高能率・高賃金の成長経路を求めて 経済成長が大多数の国民の生活水準の向上に必ずしも結びつかなかったという反省をふまえて,アメリカでは「高い生活水準の下での国際競争力強化」が…

景気回復を確かなものに

NTT労組機関誌『あけぼの』1996年11月号 景気回復を確かなものに ―5%賃上げと所得税減税で軌道に 現在の日本経済には自律的景気回復力はあるものの、それはきわめて脆弱なものであって、もし政策を見誤れば、直ちに景気腰折れの危険が迫っている。自律的景気…

自信のわかない景気回復

NTT労組機関誌『あけぼの』1996年7月号 自信のわかない景気回復 ―ロング・バケーションはいつ終わる? 『ファイナンシャル・タイムズ』の6月19日日付けの社説は、日本経済の現局面を分析して、「こんなに手当てが必要な景気回復の『兆し』というのも珍しいだ…

高度情報化の光と影

NTT労組機関誌『あけぼの』1996年3月号 高度情報化の光と影 ―求められる国民のための情報通信の確立 大競争時代の中で、情報化投資は今後とも各国のサパイパルをかけて進行していくだろう。いま日本の産業界はパソコンを核にした情報通信革命、インターネッ…

ウィンテル体制の揺らぎ

NTT労組機関誌『あけぼの』1999年4月号 ウィンテル体制の揺らぎ独占体制の次に来るものは何か―いまLinux,プレイステーション2が熱い パソコン業界を長らく独占的に支配してきたマイクロソフトとインテルの一極体制(ウインテル)の揺らぎが,昨年来大きな話…

『賃金事情』2010/09/20号 エッセイ&提言 転換期に思う[7] 新世紀の「正規と非正規」

『賃金事情』2010/09/20号に,下記のエッセイを書きました。 エッセイ&提言 転換期に思う[7] 新世紀の「正規と非正規」 ■鈴木 不二一 『賃金事情』2010/09/20号,内容紹介ページ

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○写真 2010-11-11 スノーウィと代助の近況 2010-10-04 或る日の代助とスノーウィ 2010-10-07 京の空3題 2010-09-16 京の空 2010-09-12 それからの代助 2010-09-09 夕景2題 建設ラッシュのベルリン 2010-09-08 薔薇の花の中の蛙 2010-09-06 歴史的人物のモ…

目次 1

○犬も歩けば労働に当たる(『月刊連合』連載コラム) 年/月 標題 2009 7月 第1回 真実りんよ、職業人(プロ)として輝け! 8月 第2回 椎名林檎の新感覚派的「労働者」の可能性 9月 第3回 電脳ウサギは「つくりびと」の夢を紡げるか 10月 第4回 現代日本の労働…

イギリス初期労働組合をめぐって(未発表メモ)

イギリス初期労働組合をめぐって―いかにして職縁は形成されたか(覚書)(1994年10月24日に書いた,アイデアのメモです。その後手つかずのままになってしまいました。) イギリス初期労働組合をめぐって(覚書).pdf

家計調査雑感

『労働調査』No.222,1986年2月号家計調査雑感鈴木不二一(雑務の片手間に書きなぐった粗末な印象論ですが,評者の調査屋としての原点を表出した文章のひとつです。)家計調査のルーツをたどってゆくと、この分野は(いやあらゆる社会調査がといってよいかも…

それからの代助

撮影日:2009年2月3日 撮影日:2009年8月1日

思いつき賃金関連本

(2001年2月12日,労働組合の若手スタッフの研修会で配った「おまけ資料」です。堅い話ばかりだったんで,少し肩のコリをとうろうと思ったのですが...)思いつき賃金関連本一押しリスト鈴木不二一 昔は、賃金本はかなり数が出ていたし、中には面白いのも…