「情報ネットワーク社会」形成へ

NTT労組機関誌『あけぼの』1997年7月号

<経済・産業> 「情報ネットワーク社会」形成へ
       ―残されたキャッチアップ課題


日本の情報化の立ち遅れ回復という課題を、単に量的な、キャッチアップと捉えることには大いに問題がある。なぜなら、情報化が国民の暮らしや労働生活に及ぼす広範な影響力を考えるとき、これを経済効率の観点からのみ論ずることはできないからである。全電通がかねてより主張している「国民のための情報通信」という視点がますます重要性を増しているといえるだろう。「ドッグイヤー」のテンポの速さの中で、情報ネットワーク社会の質の問題を見失ってはならない。


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