生き残りかけた「大競争時代」

NTT労組機関誌『あけぼの』1997年3月号

<経済・産業> 生き残りかけた「大競争時代」
       ―高能率・高賃金の成長経路を求めて


経済成長が大多数の国民の生活水準の向上に必ずしも結びつかなかったという反省をふまえて,アメリカでは「高い生活水準の下での国際競争力強化」が大きな議論となっている。その要諦は、今日における国際競争の上での比較優位の源泉は人的資源の蓄積とその有効活用にあることに着目し、積極的な人的資源投資を推進するとともに、その結果もたらされた生産性向上の成果を、企業を構成するさまざまな利害当事者(労働者、企業の所有者としての株主、企業に「公共財」を提供する市民社会)の間で公正に分配することにある。


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