2010-09-14から1日間の記事一覧

「情報ネットワーク社会」形成へ

NTT労組機関誌『あけぼの』1997年7月号 「情報ネットワーク社会」形成へ ―残されたキャッチアップ課題 日本の情報化の立ち遅れ回復という課題を、単に量的な、キャッチアップと捉えることには大いに問題がある。なぜなら、情報化が国民の暮らしや労働生活に…

生き残りかけた「大競争時代」

NTT労組機関誌『あけぼの』1997年3月号 生き残りかけた「大競争時代」 ―高能率・高賃金の成長経路を求めて 経済成長が大多数の国民の生活水準の向上に必ずしも結びつかなかったという反省をふまえて,アメリカでは「高い生活水準の下での国際競争力強化」が…

景気回復を確かなものに

NTT労組機関誌『あけぼの』1996年11月号 景気回復を確かなものに ―5%賃上げと所得税減税で軌道に 現在の日本経済には自律的景気回復力はあるものの、それはきわめて脆弱なものであって、もし政策を見誤れば、直ちに景気腰折れの危険が迫っている。自律的景気…

自信のわかない景気回復

NTT労組機関誌『あけぼの』1996年7月号 自信のわかない景気回復 ―ロング・バケーションはいつ終わる? 『ファイナンシャル・タイムズ』の6月19日日付けの社説は、日本経済の現局面を分析して、「こんなに手当てが必要な景気回復の『兆し』というのも珍しいだ…

高度情報化の光と影

NTT労組機関誌『あけぼの』1996年3月号 高度情報化の光と影 ―求められる国民のための情報通信の確立 大競争時代の中で、情報化投資は今後とも各国のサパイパルをかけて進行していくだろう。いま日本の産業界はパソコンを核にした情報通信革命、インターネッ…

ウィンテル体制の揺らぎ

NTT労組機関誌『あけぼの』1999年4月号 ウィンテル体制の揺らぎ独占体制の次に来るものは何か―いまLinux,プレイステーション2が熱い パソコン業界を長らく独占的に支配してきたマイクロソフトとインテルの一極体制(ウインテル)の揺らぎが,昨年来大きな話…

『賃金事情』2010/09/20号 エッセイ&提言 転換期に思う[7] 新世紀の「正規と非正規」

『賃金事情』2010/09/20号に,下記のエッセイを書きました。 エッセイ&提言 転換期に思う[7] 新世紀の「正規と非正規」 ■鈴木 不二一 『賃金事情』2010/09/20号,内容紹介ページ