景気回復を確かなものに

NTT労組機関誌『あけぼの』1996年11月号

<経済・産業> 景気回復を確かなものに
      ―5%賃上げと所得税減税で軌道に


現在の日本経済には自律的景気回復力はあるものの、それはきわめて脆弱なものであって、もし政策を見誤れば、直ちに景気腰折れの危険が迫っている。自律的景気回復を確かならしめるために、今なにをなすべきかが問われている。そして、このことが中長期的にみた構造改革の構図を構想するための前提条件をもなしているのである。



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