人事処遇制度の改革

NTT労組機関誌『あけぼの』2000年12月号
<経済・産業> 人事処遇制度の改革
メンタルヘルスに与える影響考え
人間的配慮をはらった制度改革を

いま足元の職場の状況をみれば,要員は減り,仕事の量は増え,質は高度化し,成果主義のもとで,きつさもまた増している。最近の雇用リストラと人事処遇制度の変化は,メンタルヘルスの観点からみて,危うい兆候をはらみつつ進行していることに,注意を向ける必要がある。
働く者の日からみて,企業社会の中で生活する上での精神的プレッシャーは,確実に高まっているとみなければならない。人事処遇制度の改革は,それが従業員のメンタルヘルスに与える影響という側面にも充分な配慮をはらう必要がある。そうでなければ,結局,それらの改革は,従業員のモラール・ダウンの発生を通じて,所期の成果をあげられないものとなるだろう。

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