豊かさを決めるもの

NTT労組機関誌『あけぼの』2010年10月号


豊かさを決めるもの


豊かさを求める心は、われわれの日々の暮らしの原動力である。豊かさは、一人ひとりの人生の希求であると同時に、その総和としての国民的生活水準の向上は、国政の最重要課題でもある。けれども、豊かさを何で測ったら良いのかという永遠の難問をめぐって、さまざまな議論と試みが行なわれてきた。近年は、幸福度の測定という新しいアプローチも出現し、ますます議論の裾野が広がっている。
スタンフォード大学のジョーンズ教授とクレノウ教授による生活水準の国際比較に関する研究は、シンプルな思考実験に基礎を置きながら、古くて新しい議論に、極めて示唆に富む一石を投じている。


全文はこちらから →潮流(経済)(2010年10月号).pdf 直