子供たちの健康格差

NTT労組機関誌『あけぼの』2010年12月・2011年1月号

子供たちの健康格差

福祉(welfare)は語源的にさかのぼると、肉体的な健康状態を意味していた。確かに、健康は幸福の根源であり、社会の安心・安定の最大の基盤だ。けれども、一方で、社会的なつながりの強さ、あるいは信頼感、連帯感などに示される社会の質が、人々の健康状態を大きく左右することも、近年明らかにされつつある。健全な社会と人々の健康状態は、緊密な相互連関で結ぼれている。

このような視点から、近年注目されているテーマの一つに健康格差の問題がある。


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