日本の科学技術リテラシー

NTT労組機関誌『あけぼの』2011年7月号

日本の科学技術リテラシー


近年、科学技術と社会の関係を問い直す動きが活発である。1999年の「世界科学会議(ブタペスト会議)」が「社会における科学、社会のための科学」という理念を表明したことは画期的だ。その理念実現には、科学技術と社会の双方向コミユニケーションが不可欠であり,そこで、注目されているのが一般国民の「科学技術りテラシー」。しかし、日本の「理科離れ、科学離れ」傾向には目立った改善はない。科学技術政策研究所が最近発表した日米英の比較分析によれば、むしろ、憂慮すべき危うい兆候さえ表れている。次世代ヘ活力ある日本社会を継承するために、今、私たちがなすべきことは多い。


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