経済社会「新生」への課題

NTT労組機関誌『あけぼの』2011年8月号
経済社会「新生」への課題


「良い暮らし指標(Better Life Index)」は,OECD (経済協力開発機構)創立50周年記念プロジエクトの柱の一つだ。所得,雇用,教育,環境などの幅広い生活分野を対象に,人々の暮らしの質を総合的に計測・比較することをめざす。日本は,総合評価では好評価を得ているが,社会的孤立度の高さという問題も浮かび上がる。「新成長戦略」の策定を受け,注目すべき政策検討の場が相次ぐ中で発生した「東日本大震災」は、これらの政策課題の重要性を再認識させた。日本人が持つ「社会の根底に脈々と流れる強さと冷静さ」を発揮するためには何が必要か。いま一度考える良い機会である。


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