犬も歩けば労働に当たる 第9回

『月刊連合』連載記事 犬も歩けば労働に当たる 第9回(2010年4月号) 
鉄道労働者と蒸気機関車は当局の意図を離れて生き残った

前回の終わりに、「映画とは、製作者の意図を超えていろいろなものを映し出す鏡なのだ」と書いた。今回はその続き。
映画は、初期の頃から、生産現場、労働現場を数多く描いてきた。フリッツ・ラングメトロポリス』(1927年)、チャップリン『モダンタイムズ』(1936年)など、著名なものだけでも枚挙に暇がない。それは、現代機械工業文明の申し子ともいえる、映画の産業特性とおそらく無関係ではあるまい。

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『指導物語』(1941年10月公開、東宝映画)



『機関車C57』(1941年5月公開、芸術映画社)< DVD「ドキュメンタリー映像集成」disc2(紀伊國屋書店)、DVD「鉄道映画名作集4」(J.V.D.)に収録>